鎌倉での前撮りは、小町通り・江の島・七里ヶ浜を2〜3時間で回るロケーション撮影ができます。
「初デートが鎌倉だったので、当時と同じルートを歩きたい」。この記事は、そんなご依頼から始まった前撮りの一日を軸に、鎌倉で撮ってきた実例をまとめたものです。小町通りの食べ歩き、江ノ電、夕方の七里ヶ浜。ガイドブックの順番ではなく、実際にあった一日の順番でどうぞ。

この記事の流れ
昼、小町通りの食べ歩きから始まる
集合は鎌倉駅。おふたりのリクエストは、初デートで歩いた道をそのままなぞることでした。まずは小町通りへ。お目当てだったメンチカツ屋さんは閉店していて、代わりにクレープをシェア。この「あてが外れて笑った瞬間」が、結果的にその日いちばんの写真になりました。台本どおりに進まないところまで含めて、鎌倉の前撮りです。
食べ歩きのカットは、食べさせ合う瞬間だけではありません。順番待ちの後ろ姿、時計塔の前、通りを横断する一瞬。土日の小町通りは賑わいますが、人の流れが写り込んだ一枚には、その日の空気がそのまま残ります。



午後、江ノ電がふたりを海へ運ぶ
駅前で数カット撮って、江ノ電に乗ります。移動は電車と徒歩だけ。海の見える踏切では、電車の通過に合わせた一枚を。線路沿いの道を歩く後ろ姿は、鎌倉らしさで言えば筆頭のカットです。


夕方の七里ヶ浜で、一日がクライマックスになる
日が傾いてからの30分は、歩いているだけで写真になります。波打ち際で波と駆け引きしながら走るシルエット、砂浜に残る足跡。昼に小町通りを出て、夕方の光に間に合うように海へ着く。この組み立てが定番です。7月から12月は日没がどんどん早くなるので、秋以降は開始を1〜2時間前倒しします。


雨が降ったら、降ったなりの鎌倉になる
クラシカルなホテルで撮影したあと七里ヶ浜へ移動したご夫婦の日は、海に着いた頃に本降りになりました。一度車に避難して、「このまま行こう」と決めたのはおふたりです。雨の中でシャンパンを開けて、手持ち花火をして、最後はびしょ濡れで海に入りました。晴れていたら撮れない写真です。
別のご夫婦の日は雨上がりでした。濡れた路面や店先の明かりが、写真に深みを足してくれる。どちらの日も、天気に台無しにはされていません。ひとつだけ現実的な注意を。海沿いは風が強く、予報が18度でも夕方の浜辺は肌寒いので、羽織れるものを一枚持ってきてください。





この街で撮った、ほかのふたりたち
江の島で付き合い始めたご夫婦とは、告白の場所だった展望灯台を背景に、当時のデートコースをそのまま巡りました。商店街のベンチでアイスを食べて、公園で遊んで、最後は浜辺でおんぶ。観光地としての鎌倉ではなく、ふたりの思い出の場所として回ると、写真の意味が変わります。
由比ヶ浜では、3匹の愛犬が撮影に参加しました。芝生の公園とビーチで、ワンちゃんにピントを合わせておふたりをぼかした一枚と、家族全員で横並びの一枚。どちらも、その家族にしか撮れない写真です。

鎌倉前撮りの実用メモ
ここまで読んで「こういう一日にしたい」と思った方へ、実務の話を短く。鎌倉のロケ地は大きく4つのゾーンに分かれます。全部を回る必要はなく、ふたりに合う2〜3ゾーンを選ぶのが現実的です。
| ゾーン | 特徴 | 撮れるカット |
|---|---|---|
| 小町通り・御成通り | 食べ歩きの街。人は多いが店先が絵になる | クレープをシェアする瞬間、時計塔前、横断中の1枚 |
| 江ノ電沿線・踏切 | 海の見える踏切と線路沿いの道 | 電車の通過に合わせた1枚、線路沿いを歩く後ろ姿 |
| 江の島 | 橋・展望灯台・岩場・浜辺と背景が多い | 島へつながる橋で背中合わせ、岩場のスケール感 |
| 七里ヶ浜・由比ヶ浜 | 夕方の光がいちばん入る海辺 | 波打ち際、夕焼けのシルエット、砂浜の足跡 |


所要時間は、鎌倉駅周辺と七里ヶ浜の2ゾーンで2.5時間、江の島まで含めると3時間が目安。公園・商業施設・店舗など敷地内での撮影は事前の許可確認が必要ですが、この確認はこちらで済ませてから当日を迎えます。
料金はロケーション前撮り(90分・90カット〜)で税込110,000円〜。総額は撮影ゾーンの数、衣装(持ち込み / 姉妹ブランドDress Curre)、動画の有無で決まります(詳しくは料金ページ)。見積もりを取るときは、時期と回りたいゾーン、衣装のイメージを添えてもらえるとスムーズです。
観光地に限らず、商店街や路地など「街そのもの」で撮るスタイルの全体像は街中ウェディング完全ガイドで解説しています。
鎌倉前撮りのQ&A
Q. 鎌倉の前撮りは何時間くらいかかりますか?
A. 2〜3時間が目安です。鎌倉駅周辺と七里ヶ浜の2ゾーンなら2.5時間、江の島まで含めて3ゾーン回るなら3時間ほど見てください。移動は江ノ電と徒歩で完結します。
Q. 人が多い日でも撮影できますか?
A. できます。土日や連休は小町通りも海辺も賑わいますが、空いている場所を見つけながら進めます。人の流れが写り込んだカットは、むしろその日の空気が残るのでおすすめです。静けさを優先したい場合は平日の午前をご提案します。
Q. 秋や冬の鎌倉でも前撮りできますか?
A. できます。秋は日没が早いぶん、夕方の光がきれいな時間に海へ着きやすい季節です。2月の七里ヶ浜で撮影したご夫婦は、最後にダウンを羽織って浜辺を歩くカットで締めました。寒い季節は羽織ものを用意して、撮影時間を昼中心に組みます。
Q. 衣装は自分たちで用意するのですか?
A. どちらでも大丈夫です。ご自身で用意される方も、姉妹ブランドのドレスサロンDress Curreの衣装を使う方もいます。ドレスの料金・試着については東京でオーダーメイドのウェディングドレスを探す方向けの記事にまとめています。海辺は風が強いので、ヘアスタイルはタイトめのシニヨンなど崩れにくいものをおすすめしています。
Q. 撮影の許可は必要ですか?
A. 公道や浜辺でのスナップ撮影は基本的に許可なしで行えます。ホテルや店舗の中で撮りたい場合は事前確認が必要ですが、確認はLibarsが行います。
この日の様子を動画で見る
写真と同じ1日の中で、ウェディングムービーの撮影もできます。
🎬 この撮影、動画でも残せます
Libarsは写真と同じ1日の中でウェディングムービーの撮影もできます。月島のように街を歩く撮影は、歩く姿や笑い声がそのまま残る動画と相性がいいです。雰囲気はこちらからどうぞ。
この日の撮影を、もっと詳しく
この記事の実例は、実際の撮影1日ごとにnoteでレポートしています。当日の流れや現場の空気感まで知りたい方はこちらもどうぞ。





